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鋼矢板で囲った中の地盤を改良して固めます [R.7.12.8]
本日は、先日ご紹介した【レール】と【ステージ】と【搬入された様々な機器】を使って行う作業をご紹介します!!
この工事では、施工する場所が細長く、スペースが非常に限られていることもあり、この【レールとステージを使って】クレーンが届かない場所にもスライドしながら進んでいけるように工夫しています。
それでは、何をしているかというと 前回までご紹介した「鋼矢板(鉄の板)を地中に打ち込んで囲った内側の地盤を改良して固める作業」をしています('◇')ゞ
鋼矢板で囲った内側を今後、掘削(掘ること)するために地盤を固めているんです!!
下の写真の黄色い機械で灰色のパイプを回しながら所定の深さまで地中にもぐしていきます!
深くもぐしていくにつれパイプが足りなくなるのでつぎ足しながらもぐしていきます。
このパイプの先端には高圧噴射できるノズルがついています。
そのノズルからセメントを混ぜたドロドロしたセメントミルクを水平方向に高圧噴射しながら回して上に揚げてくることで地中にセメントの柱を造ります。
造られたセメント状の柱をラップさせるようにたくさん造ることで鋼矢板の内部の範囲を全体的に地盤改良して固めるんです!
そこで下の写真のように移動させてまた柱を造っていきます('◇')ゞ
前後方向はステージ自体をレールの上で前後に移動させて、左右方向はステージの上で左右に移動させて、所定の位置に柱をラップさせながら造っていきます!
これが【レール】と【ステージ】の秘密でした(*^-^*)
セメントミルクをノズルから高圧噴射することで元々あった地盤を含めて上に上がってきます。
それをバキュームカーで吸い取って、建設廃棄物として適切に処理します('◇')ゞ
建設廃棄物は厳正な契約の元、運搬する決められた業者により、決められた処理施設に運搬され、適正に最終処分まで管理しています。
1台ごとにマニフェストという複写式の書類で確実に運搬・処理されたことを確認しています('◇')ゞ
[ 令和7年11月末 定点写真 ] [R.7.12.5]
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レールを組んだあとは [R.7.11.14]
本日ご紹介するのは、先日ご紹介したレールを組んだ後をご紹介します('◇')ゞ
前回、鋼材でレールを設置しました('◇')ゞ
組んだレールの上になにやらステージのような台を設置しています!
このステージがとっても大切なんです!
今回のこの工事では、施工する場所が細長く限られていることもあり、この【レールとステージを使って】クレーンが届かない場所にもスライドしながら進んでいけるようにしています!
ステージに手すりも設置されました!
これは、このステージの上で作業する人の転落を防止するためのものです。
何やら続々と運びこまれて設置されています!
これは大きなタンクのような物ですね。
狭い場所ですが、みんなで危険予知をしながら慎重にクレーンオペレーターさんに合図をしながら設置していきます。
[ 令和7年10月末 定点写真 ] [R.7.11.6]
レールを設置する作業 [R.7.11.4]
本日ご紹介するのは、先日ご紹介した鋼矢板(こうやいた)を圧入(もぐす作業)が完了したところに【レールを設置】する作業をご紹介します('◇')ゞ
レール??と思われ方も多いと思いますがレールを何に使うかは後日ご紹介しますね(^^♪
前回までに完了した鋼矢板に何やら鋼材を溶接(ようせつ=鉄に鉄をくっつける作業)しています!
これは鋼材を上に載せるための台なんです!
鋼矢板に鋼材を溶接して造った台に、赤茶色の山留材と呼ばれる鋼材をのせています('◇')ゞ
この赤茶色の鋼材を【H鋼(エイチこう)】と言いますが、H鋼同士をボルトなどで固定していきます。
H鋼同士を組み合わせてレールの完成です!
レールと言う事はこの上を何かが移動すると言う事ですね(^^♪
[ 令和7年9月末 定点写真 ] [R.7.10.7]
鉄製の板を地中にもぐす作業 [R.7.9.16]
本日ご紹介するのは、今回の工事を進めていく中で地面に穴を掘るのですが、掘った穴の壁が崩れてこないように、土の壁を止める役目をする「鉄の板」を地中にもぐす作業をご紹介します!
この鉄の板を「鋼矢板(こうやいた)」といいます('◇')ゞ
この「鋼矢板(こうやいた)」は板状であるものの、それぞれの板同志をかみ合わせることができる構造をしているため、地面を掘ったときに壁が崩れてこないように掘る範囲全体を一枚の巨大な板のようになって崩れるのを防止する役割を果たします('◇')ゞ
さぁ、鋼矢板をもぐすための機械が運ばれてきました!!
その名も「サイレントパイラー」なんかカッコいい名前ですね!
今回の工事では近隣住民の皆様の立場に立って「最大限、振動騒音対策をする」ことを大きな目標にしているため、使用する重機や機械も「超低騒音型」の機械を使用して工事を行います!!
この特殊な形をした鉄製の板が「鋼矢板(こうやいた)」です!
タダの一枚の板ではなく「U型」のような形をしており継手がついています。
この継手同士をかみ合わせることでしっかりと連結されます!
サイレントパイラーは油圧の力で動きますが、大きな爪がついています。
その爪で鋼矢板をしっかりとつかんで上下しながら時には水の力でほぐしながら、圧で地中にもぐしていきます!
U型の形を逆にしながら継手をかみ合わせてもぐしていくことで強度的にも強い壁になります!!
地面を掘る部分を鋼矢でしっかりと囲むことができました!
これで「鋼矢板の圧入(こうやいたのあつにゅう)完了」です('◇')ゞ
これからも一般の皆さまにわかり易い記事を心がけて更新してまいります!!
[ 令和7年8月末 定点写真 ] [R.7.9.8]
工事のための仮設道路が完成('◇')ゞ [R.7.8.26]
さぁ('◇')ゞ本日ご紹介するのは、工事を行うために必要な「仮設の工事用道路」についてです!
前年度までに完成した工事で施工した、鉄の板である「鋼矢板(こうやいた)」があるため、この鋼矢板の間に、一度、砕石を埋めて工事用車両が通れるようにします!
まずは、砕石を投入したり敷き均すときに粉塵が空中をまってしまって、近隣の皆さまにご迷惑を掛けないように「防塵(ぼうじん)用のネット」を設置します!
今回、当現場では近隣の皆さまの立場に立って考えることをテーマにしています('◇')ゞ
防塵ネットも完成!!
続きまして、振動騒音対策の重機で砕石を投入して。。。
投入した砕石を平らにならしたら、ハンドローラーで締め固めます('◇')ゞ
[ 令和7年7月末 定点写真 ] [R.7.8.5]
[ 着々と進んでいます('◇')ゞ ] [R.7.7.23]
着々と進んでいます('◇')ゞ
本工事にかかる前の準備が笑
今回は、メインの本工事にかかる前の準備をいくつかご紹介します!
本工事の地盤改良に使用するための「水」を確保するために井戸を掘っています!
井戸の削孔(さっこう)は水の水圧を利用して、塩ビパイプの中の土や砂を掘り進めて砂質土内に潤沢に存在する地下水がある深さまで掘ることで「井戸」が完成します(*´▽`*)
掘りあがるとちょっと寂しい画ですが笑
この塩ビパイプに「井戸ポンプ」をつないでくみ上げることで井戸水(地下水)が利用できます!
続きまして、既設のアスファルト舗装を切断して。。。
支障になる既設のアスファルト舗装をはがして積み込んで産廃処理施設に運搬したり。。。
のちのち影響が出ないように、撤去した暗渠の端末処理をしっかりと行って。
側溝側もしっかりとコンクリートで蓋をしたり。
続きまして、地盤改良を行うにあたり、改良する範囲の土質を確認するために「ボーリング調査」をしたり。。。
暑い時期なのでミストのでる扇風機を回しながらしっかりと熱中症対策もしながら('◇')ゞ
ボーリング調査で採取した試料を確認して調査機関に出したり。。。
いろいろと準備をしなければならないことを、着々と進めています('◇')ゞ
[ 令和7年6月末 定点写真 ] [R.7.7.7]
[ 試掘 (しくつ) ] [R.7.6.30]
今日は[試掘(しくつ)]についてご紹介します('◇')ゞ
試掘ってなんだ??と思った方がほとんどだと思いますが。。。ご説明します('◇')ゞ
「試しに掘る」と書きますね。そうです!そのままですが、工事をする前に地中にある様々なライフラインの管などが、図面などにある情報と本当にあっているか?または図面などにない管が存在しないか?を実際に掘って確認することを言います。
見えない部分なので、試掘をせずに計画や施工を進めてしまうと後で支障になってしまう事もあります!
その為に、先に実際に掘って管を現して確認することが大切です。
下の写真をご覧ください。
ライフラインの管を傷つけてしまわないように、人力で掘削していますね((+_+))
管の周辺は重機での掘削は厳禁です。疲れる仕事ですが人力で丁寧に掘削しています。
また、たくさんのホースが見えますが、これはウェルポンプといって、地下水があると砂水が邪魔して管を現す事ができないので、砂の中の地下水を吸い上げるポンプなんです!
管を現したら、測量の器械で実際の高さや位置を測定して、図面などの情報との整合性を確認します。
今後も現場の写真を交えて普段見ることのできない記事をアップしてまいります!!こうご期待('◇')ゞ
[ 起工測量 (きこうそくりょう) ] [R.7.5.14]
今日は[起工測量(きこうそくりょう)]についてご紹介します('◇')ゞ
この[起工測量(きこうそくりょう)]とは、工事中に行う設計の位置や高さをだす測量と違い、工事を施工する前に行われるもので、工事場所の現場の形状が設計と合っているのかとか、間違いがないのかの確認を行う重要な測量を言います。
設計があるからと過信して現地を測量せずに進めていったら、違いがあって工事の施工の際に問題が発生したりと言う事がないように、工事にかかる前に「大丈夫だね!」という確認をするための測量です!
「確認」が大切ですね(*´▽`*)
今後も現場の写真を交えて普段見ることのできない記事をアップしてまいります!!
地元の皆さまや、建設業に興味のある若者にも是非、見てもらいたいです(^^)/










